31日(土)深夜から明け方、寒くて寒くて眠れない。頭もめちゃくちゃ痛い。
とにかく眠れないけど何もできない。
耐えるしかない。
耐えればいつか終わりがくるはず。
やっぱりバスケ部のときの長距離ランとかを思い出す。
耐えて耐えてようやく朝方、みんなが起きてくる頃、少し動けるようになり熱を測ると39.8℃。
そりゃしんどいわ。
流石に病院に。
夜中から油汗で頭も身体もベタベタなのでシャワーを浴びたい。
しかし吐き気もひどくて動けない。頭もガンガン・ズキズキして、死んだ方がましじゃないかというくらい。
ほんの少し、「そのままベタベタで病院に行く」より「辛くてもシャワーを浴びたい」気持ちが勝ったのでどうにかシャワーを浴びる。
寒気でシャワーを浴びててもガタガタ震える。ホテルのシャワーはだいぶ熱湯が出たので、熱いシャワーを浴びたが、寒気が勝る。これ以上お湯の温度を上げると火傷するんじゃないかという気がしたのでガタガタ震えたままシャワーを浴びる。
妻がタクシーを呼んでくれて、吐き気をぐっと抑えて乗り込む。シャワーを浴びるのにすべての体力を使ってしまったかもしれない。車内で「吐きそう、吐きそう」とずっとうなっていた。
体調不良の中では人生で2番目につらかった。
クリニックでマイコプラズマ肺炎・インフルエンザ・コロナの検査をしたがいずれも陰性。
リンパが腫れているので、細菌性の何かだろうと抗生物質を処方される。抗生物質って本当に偉大な発明ですよね。
ちなみに病院に行く前にコロナの検査できたらしておいてと言われた。
日本で買って余っていた検査キットがあったのでテストしたが陰性だった。
仕事を辞めて、日本を離れて、なんでこんな辛い目に遭わないといけないんだ。とちらっと思った。
まぁ、常日頃仕事は辞めたいと思っていたけれど。
体調不良の原因はホテルのプールの水ではないかと勝手に思っている。たしかではない。
ただ2週間ほど前、長男もホテルのプールに入った2日後くらいに高熱で抗生物質が処方されていた。長男の場合は肺のレントゲンも撮り、軽度の肺炎と診断されていた。
また、ホテルのプールの水が塩素臭くないのも気になっている。塩素消毒した水じゃないのかなぁ。
香港に来たら日本にいない菌との戦いは起きるとは思っていたけど、ここまでしんどいやつだとは予想していなかった。
けど今回の件で、抗体ができたはず。ちなみに香港に来ておよそ1ヶ月お腹は常に緩めである。
こうやって少しずつ身体が香港に馴染んできている、と信じたい。